Nuudsスタイリスト濱田です。
さらに色素細胞のもとになるものを色素幹細胞といいます。
久々の更新ですが、たまには美容師らしい事を書こうと思います。
今回は「白髪」について書かせていただきます!
みなさんも、
「白髪ってなんで生えてくるんだろう?」
「抜いたら増えるって本当?」
「ストレスで朝起きたら全部白髪になるってありえるの?」
という疑問を持ったことはございませんか?
そんな疑問を解消するためにちょっと長いですが、
今回は「白髪のメカニズム」について書かせていただきます!
まずはじめに、日本人の髪色は真っ黒な方もいれば、
「カラーしてるの?」と言われるくらいの明るい色の方もいます。
この髪色を決定しているのがメラニン色素です。
このメラニン色素を作り出しているのが色素細胞(メラノサイト)といい、さらに色素細胞のもとになるものを色素幹細胞といいます。
色素幹細胞は、ヘアサイクル(毛の生えかわる周期)に従って毛乳頭という部分の周りの「毛母基」で色素細胞となり、メラニン色素を作り出して毛髪内に取り込まれます。
その色素細胞が何らかの原因で、メラニン色素を作り出せなくなり
毛だけが成長していく・・・これが白髪です。
毛だけが成長していく・・・これが白髪です。
ややこしいので、かなり砕けた言い方をしますと・・
毛球と言う工場で、毛の元となる「白髪」を製造し、
メラニン色素で着色することで「黒髪」にしてくれているのです。
が、しかーし!
一部の機械(色素細胞)の故障で色が
着けられなくなり「白髪」のまま出荷している・・・。
ざっくりいうと白髪のメカニズムはこのような状態です。
着けられなくなり「白髪」のまま出荷している・・・。
ざっくりいうと白髪のメカニズムはこのような状態です。
余談ですが、白髪とはつまり色素がない髪のことを言い、
透明または半透明なのです!
透明または半透明なのです!
決して白いわけではございません!!
これで1つめの疑問、
「なぜ白髪が生えるのか?」ということがわかったと思います。
また、色素細胞が正常な働きをしてくれれば、
白髪は改善できるとも言い換えられます。
次回、「白髪のメカニズム(後編)」では、
白髪になる根本的な原因や、
2つめの疑問「抜いたらふえる」や
3つめの疑問「ストレスで一晩のうちに全部白髪になる」
などの都市伝説的なお話について書かせていただきます。
お楽しみに♪♪
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